打ち倒し
FLSで問題になってるのはNWNの問題である「打ち倒し」と「武器落とし」
この二つはクライアント処理らしくて、サーバーでいくら工夫してもなかなかトレードオフに至らない。
そこで、今回は「武器落とし」をプレイヤーツールにいれて、二重チェックする方法を導入してみた。
プレイヤーツールに割当てた「武器弾き」を使うと、モンスターの武器に対して武器落としチェックを行い、成功すれば武器が「武器落とし可能対象」に12秒間だけなるという代物。
問題としては、武器弾きをつかったPC以外のキャラが武器落としをできるという事。
・・・まぁ、しょうがないのかな。
これは・・・
武器弾き指定したあと、戦士全員で武器落としをするという光景が目に浮かぶ・・・。
武器落としで得られた武器を売れないようにセキュリティかけてしのぐしかないのかな。
うーむ・・・・。
ゾイド男爵領
ゾイド@プレイヤーさんが、前回イベントで手にした「男爵」の称号と「領地」
FLSでは領地や城をプレイヤーキャラクターが手に入れた場合にはプレイヤーが直々にツールセットを使ってエリアを作成し、システムに挿入というルールがあります。
最近FLSのエリアはDMさんたちがサボって多忙なので儂が専門に作成しつつありますが、どうしても一人の人間が作るとワンパターン化は避けられませんな。
彼から送ってもらったエリア、一見なんの変哲もなきに見えましたが、組み込んで歩いてみると、実に味がある。
「なるほど。魔法使い、しかもノームが領地を持つとこんな感じか」とも思わせるような見事なエリアでした。
さすが領主様。イキなつくりです。(DMが領地内部で追加構造をつくれるようにと考慮された端々がまたすばらしい)
NWNは無限の可能性を秘めたツールですから、1.69になってエリアのビジュアルもよくなったことですし、もっと常設やモジュールが増えて欲しいものだと本気で思いましたね・・・。
とにかくイキなエリアをありがとうございます。感謝。
動的セッションエリアシステム
なんか暇なのでぼーっとしてたら頭の中で完成(ひど
「Active Area System」とでも命名しましょうか(笑)
FLSの外部リソースシステム(外部のUTCファイルやITCファイル、スクリプトを既に稼動しているサーバー内で扱うシステム)の延長で、エリアファイルをそのまま扱うという代物。
これによって常設で稼動中であっても、DMが臨時で考えたダンジョンをセッションに差し込んだり等が可能になる「予定」
とりあえず会社の昼休みに造って、簡単なテストをしてみる。
まずは「始めてくる土地」という森エリアを差し込んでみてエリアに侵入。
次に「昨日きた土地」という森エリアに要塞を作ったものに差し替えてみて再度エリアに侵入。
おお!変わっている!
これなら、必死こいてシェイパー(配置物の設置パターンを瞬間的に構築するシステム)で作らなくても、あらかじめゆっくりとエリアをつくっておいて差し込めば大丈夫になりますね。
しかも、ツールセットでシナリオを作りおきしておける!!
NPCも、エリアにおいておけばそのまま連れ込めるし、一石二鳥!
うしうし。
とかいってるうちに昼休み終了。
こんばんはこれをつかってセッションやってみるかな・・・。
ひょっとして、全エリアを外部使用にしたアクティブな常設とかつくれるんじゃなかろうか・・・このシステム・・・。
スペルリターニング事件
はるか大昔、ドラゴンクエストの「マホカンタ」が作りたくて、スクリプトを埋設した・・・・。
らしいです。儂(をい
構造はこう。
呪文を受けると、そのスペルIDに順ずる「命中されたら発動」を2秒間だけ付与するというもの。
ところが、当時うまく動きませんでした。
考えると当たり前で、NWNでは、「命中されたら呪文が発動」の攻撃対象には「呪文」が含まれない仕様だからですね(笑)
で、うまく動かなかったコードは、そのまま埋設されたわけですが・・・。
そのはるか後、アーケインアーチャーが矢弾に呪文を唱えると、ゲーム内12時間(リアル1時間位)の間、「命中したら呪文発動」というシステムを組んだところが事件の始まり。
動作しなかった、埋設されたコードは、眠りから覚めました。
アーケインアーチャーの矢弾は「物理攻撃」なわけですから、
その結果アーケインアーチャーの矢弾のみを「跳ね返す」という「スペルリターニング」コードが動き始めました!
FLSのシステム内コードは、4種類のモンスターAI、あらゆるイベントを感知し発動するフックの塊で、多人数で好きなものを作っていた(DMになると、FLSは共有財産として好きに改ざんして良いというルールがDMにあります)ので、こんな事がおきたわけですね(笑)
いまだにMさん(DM)の作成したコード等も、多分に生きており、時折別の改変で顔を出したりします。
途中、シェイプアップとかもしましたが、今ではNWNモジュール限界も突破してしまったので、巨大になる一方で、映画のマトリックスのようになっています。
まぁ儂が管理すれば問題ないのだろうけど、ここまできたら無理じゃぁ(笑)
プログラム素人だし・・・ほんとに・・・。
レンジャー・ボトル
FLSで根強い人気の「レンジャーボトル・ラット」
これはネズミが沢山詰まったボトルで(ひどいよ)解放するとネズミが大量に出てきて「トラッキング」に貢献する・・・というものです。
トラッキング禁止区域(ダンジョン等)でも、トラッキングを可能にするので非常に便利。
システム的にはHCRのトラッカーオブジェクトを床に生成するだけなんですが、動物が四散して調査に走るアニメーションが「レンジャーらしさ」をかもし出して人気がありました。
クエストアイテムなんで、最近は埋もれてきましたんで、空のレンジャーボトルなるものを作ってみました(笑)
自分で捕獲して瓶につめてトラッキングにつかう!
・・・なんかこう書くとむごいな・・・
まぁいいか・・きっと魔法なんだよ!
マジック!
ネズミ達は快適な暮らしを瓶のなかでしてるはずさぁ!!
(でもこれ、熊も入るんだよな・・・熊に追跡補助たのんでも、あんま役に立たなさそうだが・・・)