スペルリターニング事件

 はるか大昔、ドラゴンクエストの「マホカンタ」が作りたくて、スクリプトを埋設した・・・・。
 らしいです。儂(をい

 構造はこう。
 呪文を受けると、そのスペルIDに順ずる「命中されたら発動」を2秒間だけ付与するというもの。
 ところが、当時うまく動きませんでした。

 考えると当たり前で、NWNでは、「命中されたら呪文が発動」の攻撃対象には「呪文」が含まれない仕様だからですね(笑)

 で、うまく動かなかったコードは、そのまま埋設されたわけですが・・・。

 そのはるか後、アーケインアーチャーが矢弾に呪文を唱えると、ゲーム内12時間(リアル1時間位)の間、「命中したら呪文発動」というシステムを組んだところが事件の始まり。

 動作しなかった、埋設されたコードは、眠りから覚めました。

 アーケインアーチャーの矢弾は「物理攻撃」なわけですから、
 その結果アーケインアーチャーの矢弾のみを「跳ね返す」という「スペルリターニング」コードが動き始めました!

 FLSのシステム内コードは、4種類のモンスターAI、あらゆるイベントを感知し発動するフックの塊で、多人数で好きなものを作っていた(DMになると、FLSは共有財産として好きに改ざんして良いというルールがDMにあります)ので、こんな事がおきたわけですね(笑)
 いまだにMさん(DM)の作成したコード等も、多分に生きており、時折別の改変で顔を出したりします。

 途中、シェイプアップとかもしましたが、今ではNWNモジュール限界も突破してしまったので、巨大になる一方で、映画のマトリックスのようになっています。

 まぁ儂が管理すれば問題ないのだろうけど、ここまできたら無理じゃぁ(笑)

 プログラム素人だし・・・ほんとに・・・。