おちこむ
いかん・・・なんか落ち込んできた。
いきなりこんなもんをアマゾンで買っている自分。
人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ(A.H.マズロー)
RPGは心理学上の5段階欲求を仮想で満たすためのものではないはずなのだが・・・。
・・・うーむ・・・
最近の悩みと心配事
下記は、FLSにおけるRPGの定義。
(あくまでもFLS内部に定義した物ですが)
RPGとは様々な経験をする事により成長する人物 「プレイヤー・キャラクター」を再現し(*1) DM(もしくはクリエイター)の生み出したストーリーを 進展させ、選択し、解決する。 そして、その過程にある状況を楽しむゲームである。(*2) (*1)再現される個人はプレイヤーにより選択できるが、 (*2)楽しむべき状況とは、ルールにのっとていれば、 |
この定義に乗っ取って、プレイヤーとDMの関係性までも含めて、
「TRPG」をインターネット上に再現する・・・というのがFLSの趣旨。
DM達はDM達にとって意味があるから行っている事であって、
別にサービスをしたり、商売をしているわけではないので、
嫌なら遊ばないという選択肢は、プレイヤー以外にもDMだって存在する。
だが、DM達も素晴らしい精神と技術、忍耐と社交性をもって取り組んでいる・・・。
のだけども。
何で、こんな事を書くのかというと
最近、他のコンベンション開催(こっちは実卓の方ね)している方とオハナシする機会がありました。
ネタとして色々なプレイヤーの話題がでたのですが・・・・。
実卓でTRPGのコンベンションなどに
どうしても、たまにRPG自体を肥大した自己愛や自意識の保護に使う方がまじる。
そう言う系統の人と他のプレイヤーが遊ぶとどうしても変な境目が出来る。
それは、元来そういう人間なのではなくて、RPGを行っているうちにそうなったのではないか?
とか、二人の結論はそんな感じの話題。
(たかが二人の人間の結論なので、その時点で結論が間違っているという可能性も大(をい))
・・・・・私も心配だ。
想像力を扱って、遊ぶゲームをジャッジする立場DMは、ときとしてプロデューサーであったり
デザイナーであったりするわけですが、
我々は・・・・
自己愛や自意識の肥大化を促進していないか?
純粋にゲームを楽しみに来ている人間の邪魔をしていないか?
むやみに人格障害を生み出してはいないか?
・・・大丈夫なのか?
まぁそれでも腹は減るし仕事はせんといかんので、こんな事悩んでいる暇も無いはずなのだが・・・。
こんな事で、悩むこと自体が傲慢なのだろうか・・・なんかそんな気もしてきた。
うーむ・・・。
最終クエスト
DMの一人であるLさんと話していて、FLSには最終クエストが無いことが良い点であり悪い点であるということを話しました。
キャラクターの自意識が変質しないうちに、一区切りつけるのは重要な事のようですな・・・。
キャラクターの自意識は、プレイヤーと共に成長していくのがRPGですが、大きなパワーを手に入れていって暇を持て余したキャラクターに生きる誠実さを求めつづけても駄目って事ですね。
簡単には死ななくなったキャラクターが死の恐怖を持ち続けるわけもないので、
逆にそれをプレイヤーの力で持ち続けさせるという事は、ある意味ロールプレイ違反にもなるわけです。
死と隣りあわせでいるうちに、一区切り付け、「余生」と「青春」の境目を作ってあげないといけないのでは?
という結論になりました。
そういった意味で、FLSの世界は一区切りしたという事でもありますね。
で、「最終クエスト」の製作に入る事を決意しました。
もちろん最終ステージはヴァラリス城。
封印され、朽ち落ちているヴァラリスの前でのブラックナイトとの最終戦争です。
世間ではヴァラリスはあくまでも封印されているだけになっていますから、
主が朽ち落ちている事実を隠蔽しなければならないブラックナイトどもにとっては、
目撃者はあらゆる手段をもってでも絶命させようとします。
ブラックナイトと結託し、ヴァラリスの威を利用して世界をまとめようとしているメルクトーとも戦うわけですね。
そして「その事実」を王宮に持ち帰ればファイナルクエスト終了。
ここではじめて最終報酬
・半NPC化の権限(公式役職)
・レベル40までの上限解除
・死亡時のペナルティ免除
・死亡時の荷物脱落の免除
という感じで、達成後は「余興」で世界に参加する形にスライドさせていく。
(青春と余生の境目)
という構想。
日記に書くのは自分をたきつける為です。
儂は根が面倒くさがりなので・・・(笑)
マンチキン
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Darts/6878/bgeme11/bgeme524.html
いやぁ・・・ホントにあったんだ・・・
めっさ欲しいんですけど・・・コレ(笑)
FLSの冒険者レベル指針
なにやらDM用メーリングリストで載せたら一部に好評だった。
まぁ当たり前のことといえば当たり前のことなんですが・・・。
以下、FLS開発当初の指針
●レベル1-3 貧乏人で魔法の道具はうわさでしか知らない。 そんなものより明日の飯、酒代が問題であり、馬小屋に泊まる生活も馴染み深く 悪くない。 いつかはホテルに泊まれれば・・・と思いながら、野心を燃やして生活する。
●レベル4-5 冒険を経て確実に自信をつけ始める。 だがまだ公(おおやけ)に自慢できるほどの腕があるとは思っていない。 たまに冒険が成功すれば、ロイヤルスイートと立派な晩飯にありつける。 貴族とは無縁だし、酒場の親父にほめられる程度の冒険こなしていないが、 夢のある話がないかと常に思っている。 友人のクレリックは主任アコライトになったらしい。 魔法使いは正式に弟子入りを認められたようだ。 戦士は店の中で好きな武器を選べるぐらい懐に余裕が出てきた。 しかし、これを使い切ったらまた冒険をさがさないとな。
●レベル6-10 顔もそこそこ売れてきて、仕官の話もある。 だが冒険こそが喜びだ。 馬小屋を見るたびに思い出す。 昔はあそこに泊まっていたことを。 酒は上等なものは頼まないが毎日のめる。 ちゃちな仕事はしなくても、冒険話が向こうからやってくる。 ただ、身の程知らずなことをすればいつでも死が待っている。 魔法の道具も少しだが手に入った。 魔物にも最近はよくであう。 大概は死にそうになる。挫折も多いが、生きがいも大いに感じる。
●レベル11-15 《ぶっちゃけ、D&D3.5ってのはこのレベル以上をあんま考えていませんよね。》 小さい団体の隊長クラス。 街の名士には顔がきくし、普通に頼みごともしたりされたり。 仲間を集めれば悪魔や悪霊を滅ぼしに言っても良いな。 大悪魔は無理だが、小さいドラゴンぐらいならやり方しだいでどうにでもなるはずだ。 友人の魔法使いも、僧侶もそこそこの立場だから連れ出すのは大変だろうが、 なぁに大きな仕事がはいれば、きっといつでも手伝ってくれるさ
●レベル16-20 もう英雄と呼ばれることも珍しくない。 街の危機は何度も救っているし、毎日がロイヤルスイートだ。 貴族は顔色を伺うし、国王とも自由に謁見できる。 街の外や国の外にでるのは、いちいち許可が必要だ。面倒くさいがしかたない。 古の大悪魔を倒すなぞを集めている。 友人の魔法使いは、立派なタワーにすんでいて、俺の顔をなかなか覚えない馬鹿弟子に講釈をたれている。 僧侶はすでに寺院の長だから、あまり一緒に遊んでくれないな・・・・。