最終クエスト

DMの一人であるLさんと話していて、FLSには最終クエストが無いことが良い点であり悪い点であるということを話しました。
キャラクターの自意識が変質しないうちに、一区切りつけるのは重要な事のようですな・・・。

キャラクターの自意識は、プレイヤーと共に成長していくのがRPGですが、大きなパワーを手に入れていって暇を持て余したキャラクターに生きる誠実さを求めつづけても駄目って事ですね。

簡単には死ななくなったキャラクターが死の恐怖を持ち続けるわけもないので、
逆にそれをプレイヤーの力で持ち続けさせるという事は、ある意味ロールプレイ違反にもなるわけです。

死と隣りあわせでいるうちに、一区切り付け、「余生」と「青春」の境目を作ってあげないといけないのでは?
という結論になりました。

そういった意味で、FLSの世界は一区切りしたという事でもありますね。

で、「最終クエスト」の製作に入る事を決意しました。

もちろん最終ステージはヴァラリス城。

封印され、朽ち落ちているヴァラリスの前でのブラックナイトとの最終戦争です。
世間ではヴァラリスはあくまでも封印されているだけになっていますから、
主が朽ち落ちている事実を隠蔽しなければならないブラックナイトどもにとっては、
目撃者はあらゆる手段をもってでも絶命させようとします。

ブラックナイトと結託し、ヴァラリスの威を利用して世界をまとめようとしているメルクトーとも戦うわけですね。

そして「その事実」を王宮に持ち帰ればファイナルクエスト終了。

ここではじめて最終報酬
・半NPC化の権限(公式役職)
・レベル40までの上限解除
・死亡時のペナルティ免除
・死亡時の荷物脱落の免除
という感じで、達成後は「余興」で世界に参加する形にスライドさせていく。
(青春と余生の境目)

という構想。

日記に書くのは自分をたきつける為です。
儂は根が面倒くさがりなので・・・(笑)