1.67
FLSというのはデフォルトのNWNで不可能な事柄を実力行使で可能にしているサーバで、
さまざまな外部ソフト(メモリー連携)やデーターベース、独自関数の塊である。
先日、NWNの1.67バージョンの変更部分のリストが発表された。
これは、すばらしく、FLSでやっきになって実現してきた「一般には不可能だと言われてきた命令群」が実装される予定らしい。
素晴らしい事です。
・・・・。
って、まて!おい!
そりゃぁ、敢えて小難しい技術を導入しなくても命令一個で可能になるのは喜ばしい事ですよ?
確かに一般のクリエイターもこれらが使えるのは素晴らしい事です。
だが!!!
そのために1.67にバージョンアップが行われた瞬間、FLSは猛烈なデチューンをしなくてはならなくなるのが定められたようなモンだ。
GetAreaSize()だぁ!?
ワンダリングモンスター発生のロケーション所得システムのために、全エリアに大きさを一生懸命エリア変数にいれるシステムを作った人の立場はどうなるんだーー(嬉し悲しい悲鳴)
CreateTrapOnObject()だぁ?
儂の折角作った「無限再生 罠システム」の立場は!?(あるわけない)
はたまたSetName()やSetBodyParts()等、これらはFLSではNWNXのPlug-inを独自に改良した関数を形成しているが、
全部外さないといけない
一般でもSetNameとかが使えるのは喜ばしい事なんですけどね・・たしかに。うん(T_T)
ウィザードリィの「不確定名称」システムとか作れそうだしね。
ちなみに2daも大分バージョンアップ・・・。過半数作り直しですな・・・こりゃ。
巨大モジュール用にHeatBeatが動くように「直っていたら」継続範囲呪文って、まさか全部作り直しになるんじゃ・・・。
前回1.34→1.64にバージョンアップされたときは私は3日間かけて睡眠時間を削り、全てを作り直しました。
・・・・また、あの悪夢がよみがえるのか・・。
スペルフックが弄られていないのがせめてもの救いかな。
関係ないけど、これだけ苦労して完全に自分のイメージを再現出来てたりすると、「NWNのツールセットは天井が低いから作る気にならない」とか「出来る事が限られているから製作に向かない」とかいう、まるで分かってない書き込みをたまに見かけると悲しくなりますね。
まぁどの世界でも、何を手に入れてもそう言うヒトは何か理由をつけてやらんのでしょうが(--;
ツールの有限性はどのツールにもありますが、その組み合わせで自分の作りたい物の方向性とレベルを合わせていく作業自体が製作なのにねぇ。
さて・・・気合いを入れるかっ!